今年で結成から26年を迎えたBALZACにおける最初期の重要音源1stシングル『LORD OF THE LIGHT AND OF THE DARKNESS』にボーナス・トラックとして2ndデモ・テープ『DESCENT OF THE DIABOLOS』を加え、新たなるミックス、マスタリングでよみがえる資料的にも重要な全9曲のCD化、初回完全限定生産盤。
1992年に前身バンドから改名する形で誕生したBALZACは、翌年、現メンバーであるギタリストのATSUSHIの正式加入とともに本格的な活動を開始。この年の後半に初の本格的レコーディング作品として発表したのが、完全自主制作で限定500枚プレスされたアナログ7インチ・シングル『LORD OF THE LIGHT AND OF THE DARKNESS』である。リリースから25年を迎えた2018年6月6日、この記念すべきファースト・シングルの新たなリミックス盤の発売が決定した。
今回のリミックスでは、24トラック・アナログ・マルチ・レコーダーで録音されたテープ特有の力強い音質感を活かしつつ、オリジナル盤では鈍っていた音の輪郭をリアルに、そして埋もれて消えていた低音感やエッジのある高音を幅広いレンジでよみがえらせることに重点を置き、当時のサウンドを可能な限り高音質で再現している。1993年の古いマスターテープを現在でも再生可能な機材が奇跡的に発見されたことにより、このリミックスが実現した。
さらにボーナス・トラックとして、1993年前半に録音したセカンド・デモ・テープ『DESCENT OF THE DIABOLOS』のデジタル・リマスター・ヴァージョンも収録。1993年のオリジナル曲6曲を収録したこの音源は、かつては、ファースト・シングル同様、非常に高額なプレミア価格がついていた作品の一つである。数年前に一度CD化やカセット・テープで復刻もされているが、今回はこれらの中でも特に音質の良いファースト・コピーのメタルテープを新たに発見したことにより、改めてダイレクトにマスターを起こし直すことに成功した。2018年版デジタル・リマスタリングによって、音質、迫力ともにこれまでのテイクと比べ格段にレベルアップした音源となっている。
そして今回のリミックス盤リリースに際し、ジャケットアートワークもリニューアル。メンバーの写真は、1993年に撮影された当時の写真を無加工のまま改めて配置し直し、トレードマークのSKULLも約50年前のオリジナルのヴィンテージ・ホラーアートーワークに差し替えることで、全てオリジナルの画像だけで再構築したジャケットデザインとなっている。
今年で結成から26年を迎えたBALZACにおける最初期の重要音源ファースト・シングル『LORD OF THE LIGHT AND OF THE DARKNESS』にボーナス・トラックとしてセカンド・デモ・テープ『DESCENT OF THE DIABOLOS』を加え、新たなるミックス、マスタリングでよみがえる資料的にも重要な全9曲のCD化、初回完全限定生産盤ですので、売り切れましても追加プレスはございません。
タイトル:『LORD OF THE LIGHT AND OF THE DARKNESS』RE-MIX 2018
発売:2018年6月6日
品番:EVCD-190
定価:1,380円(税抜)
発売:EVILEGEND THIRTEEN
流通:DISKUNION
【収録曲】
1. DIABOLOS
2. VIOLENT PARADISE
3. MONSTER II
ボーナス・トラック
4. SCAPEGOAT
5. DIABOLOS
6. VIOLENT PARADISE
7. THIRTEENTH
8. GOD OF MERCY
9. MONSTER